事例・利用例
成約単価15万円の課題を突破。ひとり経営の「不動産売却専門店」が仕掛ける、紹介の仕組み化

株式会社ほりきり太郎不動産
代表
堀切 太郎氏
Taro Horikiri
「ほりきり太郎不動産」について
2023年、千葉県木更津市に設立。「不動産売却専門店」として、売主の利益最大化に特化したエッジのある経営を展開。
専門知識がない方でも気軽に相場を知れる「3種類の査定」を用意し、売却の最初の相談窓口として地域で高い支持を得ています。
2023年の設立以来、順調に集客を伸ばしてきた「ほりきり太郎不動産」。
しかし、一般的な集客手法である「一括査定サイト」には、効率と成約率の面で課題を感じていました。
代表の堀切 太郎氏は、いかにして「紹介」を仕組み化し、高確度な案件獲得に至ったのでしょうか。
紹介キャンペーン促進ツール「クチコプレミアム」の導入の経緯と成果を伺いました。
■総合力ではなく「専門性」で勝負する。売却専門店としてのこだわり
—まず、ほりきり太郎不動産が掲げている「売却専門店」への想いについてお聞かせください。
当社は「売却専門店」という看板を掲げています。普通の不動産屋さんは、アパートの仲介から管理、土地の売買まで何でもやりますが、私はあえてそこを絞り込みました。
理由はシンプルです。私ひとりで運営している会社ですから、リソースには限りがあります。あれもこれもと手を広げてしまうと、一番大切な「お客様への対応の質」が下がってしまう。それなら、自分が最も得意としていて、かつ、お客様の利益に直結する「売却」に集中して取り組もうと考えたんです。
■一括査定サイトの「獲得単価15万円」の壁をどう壊すか
—創業期の集客は、どのようにされていたのでしょうか?
インターネット広告、いわゆる「一括査定サイト」がメインでした。2026年現在、起業して1年半ほどのスタートアップですが、最初はとにかく数が必要ですので、月に20万〜30万円を投じて、月に20〜30件の査定依頼を獲得しています。最初からこの計画で起業をしました。
—一括査定サービスを運用する中で、どのような課題がありましたか?
一括査定は「一括査定サイトのユーザー」から問い合わせがあったタイミングで一度に登録している不動産会社に情報が配信される仕組みなので、依頼が入った瞬間に「選ばれるための競争」が始まります。ユーザーの中には単に金額を知りたいだけの人も多いことが現状です。
業界的には「成約率10%」が目標と言われますが、実際はもっと低いでしょう。自社のデータでは、成約1件あたりの獲得単価(CPA)を計算すると、平均で15万円ほどかかっていました。
15万円で1件取れるのは「悪くない」数字です。しかしながら、ひとり経営で何十件もの確度の低い査定をさばき続けるのは、精神的にも時間的にも負担がかかることがあります。
一括査定サイトからの集客は継続していますが、次第に「査定よりももっと手前で、私を信頼してくれている人と出会いたい」と強く思うようになりました。

「広告予算は月に20万から30万円。だいたい、そこから20~30件査定依頼の連絡をいただきます。
査定したものがすべて成約するわけではないので、成約単価を考えると平均15万円ほどになっています」
■実は「紹介」というプレッシャーが嫌いだった
—友達紹介キャンペーンに注目した背景を教えてください。
ここで少し意外かもしれないのですが、私はもともと、不動産業界の「紹介」というものが苦手でした。もちろんありがたいのですが、私にとってプレッシャーが高かったんです。
「堀切さんが良かったから」と紹介されると、絶対に期待を裏切れない。少しでも失敗したら紹介してくれた人の顔も潰してしまいます。不動産売却自体、お客様にとっても慎重に取り組むものなので紹介のハードルが高いんです。
ですから私が求めていたのは、「気軽にできる紹介」でした。
紹介のゴールを「成約」にするのではなく、「査定」をゴールにする。 「売却する人がいたら教えて」ではなく、「価格を知りたい人がいたら、このリンクを教えてあげて。お互いにグルメギフトがもらえるから」という、一括査定の延長線上にあるような気軽な仕組みが欲しかったんです。
■クチコプレミアム導入後、「心理的なクッション」がもたらした変化とは
—今回、ツールの選定において「クチコプレミアム」を選んだ決め手は何でしたか?
自社で仕組みを作ることも考えましたが、やっぱり手間をかけたくありませんでした。クチコプレミアムの決め手は、スマホで完結し、紹介者と被紹介者の両方に「グルメギフト」という明確なメリットが提示できる点です。
—導入後の成果はいかがでしたか?

実際に、導入して9カ月ほどで、3件の紹介が発生しました。2〜3カ月に1回、安定して紹介からの査定が発生するイメージです。面白いのは、その3件とも、過去にお取引があった「私を信頼してくれているお客様」が核になって、何度も紹介してくださっている点です。
—「気軽にできる紹介」としての効果は感じていますか?
感じていますね。クチコプレミアムというツールが間に挟まることで、「ギフトがもらえるからやってみて」という、いい意味での言い訳ができます。直接「紹介してください」と言うときの後ろめたさが消え、クリーンな制度として案内できる。これが「心理的クッション」になって、紹介を促しやすくなりました。
会社として紹介の制度が整っているように見せられるのもよいですよね。
<ほりきり太郎不動産での3つの告知方法>
・署名

・チラシ

・会社ホームページ

■顧客獲得単価はおよそ1/2に減少、成約率は100%に
—紹介からいらっしゃったお客様の査定は、一括査定サイトからのものと何が違いますか?
査定前の「段取りのしやすさ」が全く違います。クチコプレミアムを通じて事前にお客様の情報を知ることができるので、こちらからお電話を入れる前にある程度ニーズを把握してからアプローチできます。
そして何より成約率です。今のところ、紹介経由で査定した案件は、ほぼ100%で売却契約(成約)に至っています。
—顧客獲得単価では一括査定サイトと比べると、どれくらいの差になりますか?
一括査定が1件15万円だったのに対し、クチコプレミアムは1件8万円程度で成約に至っています。およそ半額です。
その内訳をお話すると、紹介時に送付するグルメギフトが3,700円※1、クチコプレミアムの月額利用料が13,200円※2。年に1件でも成約すれば元が取れますが、今のペースなら獲得単価は数万円単位まで下がります。
「15万円払って競合と戦いながら選ばれることを待つ」のと、「数万円で自分を信頼してくれる人と出会う」のでは、経営の安定感が違ってきますね。
※1 ほりきり太郎不動産の場合、紹介キャンペーンでのギフトは、紹介した人・された人の双方にグルメギフト3,700円相当を送付
※2 プラットフォーム利用料の詳細はこちら
■ひとり経営だからこそ「紹介キャンペーンの仕組み」に投資する
—導入にあたり、おひとりで経営なさっていることでご不安点はありませんでしたか?
クチコプレミアムのプランの違いを詳しく説明していただき、プランの把握に時間をかけました。その後、操作画面の扱い方を覚えてしまえば運用に手間は全くかかりません。むしろ、ひとり経営だからこそ、電話や紙のやり取りといった「アナログな手間」を排除すべきです。
お客様にとっても、わざわざ紹介の時間を設けるのではなく、スマホ1台で完結する仕組みがあれば、夜中でも休日でも紹介は生まれますから便利ですよ。
—今後は、どのような活用を考えていますか?

より手軽に、LINEで「ピッ」と送るだけで紹介が広がるような、究極のライトさを追求したいですね。今は、査定のご依頼をいただいたけれど「今はまだ売らない」という方のリストに対しても、このキャンペーンを案内しています。
「誰か困っている人がいたら紹介をしてね」というアプローチができるのは、便利ですよね。うまくいけば、インフルエンサーのようにおひとりの方から何人もの紹介の輪が広がっていくことも、仕組みのなかでは可能です。そうなると非常に強力な武器になります。
—これからクチコプレミアムの導入を検討する方へ、一言メッセージをお願いいたします。
正直いうと、あまり教えたくないですね(笑)。競合が増えたら嫌だなと思うくらい、いい仕組みだと思っています。
不動産業界は、最後は「誰が担当してくれるか」という人柄の商売です。でも、その人柄を伝えるための「入り口」を作るのが一番難しい。 クチコプレミアムは、その入り口を「プレゼント」という楽しい形で、しかもソフトに広げてくれるツールです。信頼を重視し、お客様一人ひとりと丁寧に向き合いたいと考えている会社さんには、間違いなく相性がいいはずです。

DATA
| 店舗・企業名 | ほりきり太郎不動産 |
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| カテゴリ | 事例 |
| 備考 | ほりきり太郎不動産 HP https://horifudo.com/
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