Tel.050-1742-0303

月~金10~17時

電話受付時間
月~金 10~17時 土日祝休業

事例・利用例

紹介入会が約1.5倍に増加、運用工数はほぼゼロに。「もともと紹介が強いジム」があえてデジタル化した理由

紹介入会が約1.5倍に増加、運用工数はほぼゼロに。「もともと紹介が強いジム」があえてデジタル化した理由

「ライノジム」について

岐阜県内で5店舗を展開する、月額2,980円(税抜)~の低価格フィットネスジム。自社開発マシンを高価格帯ジムと遜色ない種類・台数で揃え、低価格帯では珍しい全店舗有人運営を実施しています。
会員数は約4,000名。今後も続々と新店オープンを予定している他、フランチャイズ展開も進めています。

https://gym.rhino-gym.jp/
(運営)犀印株式会社
https://saijirushi.jp/

岐阜県発、会員の8割を16〜39歳の若年層が占め、毎月100人以上の新規入会が続くライノジム。
その安定した集客を支えてきたのは、広告ではなく「お客様からの口コミ・紹介」でした。

しかし好調な紹介の裏側には、スタッフの手作業による運用が限界になってきていたといいます。
本記事では、もともと紹介が強かったジムが、なぜあえて紹介キャンペーンをクチコプレミアムでデジタル化したのか。その経緯と成果を伺いました。

※クチコプレミアム顧客事例 2026年7月取材

フィットネス事業部 課長 鈴木 玲真氏(写真右)RYOMA SUZUKI
デザイン部 野々村 法香氏(写真左)NORIKA NONOMURA

■月額利用料2,980円(税抜)で設備充実。自社開発マシンと有人運営へのこだわり

—まず、ライノジムの特徴についてお聞かせください。

(鈴木 玲真氏 以下、鈴木氏)ライノジムの一番の特徴は、低価格帯でありながら、月額7,000〜8,000円クラスのジムと遜色ないマシンが揃っていることです。このようなリーズナブルな料金体系を実現できた背景には、トレーニングマシンの自社開発があります。海外製のブランドマシンでこの台数を揃えると、相当な金額になります。自社開発だからこそ、コストを抑えてここまで導入できました。

(野々村 法香氏 以下、野々村氏)また、低価格帯のジムは無人運営が主流ですが、当社は全店舗に必ずスタッフを配置する有人運営をしています。
というのも、スタッフがいることで、自然と会話が生まれます。例えば店頭にあるプロテインを話題に「どの味がおすすめですか?」という何気ないやり取りができます。このように接点をつくっておくと双方が話しかけやすくなり、入会後の継続率アップに寄与していると考えています。

さまざまなフレーバーのプロテインを開発・販売中。店頭にあることで会話のきっかけになる

■広告費は5店舗で月20万円以下。集客を支えていたのは「紹介」だった

—クチコプレミアム導入前は、どのような集客をしていたのでしょうか。

(鈴木氏)当社では、毎月100人以上の新規入会が続いているのですが、その理由は広告が当たったからではありません。新規入会を支えていたのは「紹介・口コミ」でした。
クチコプレミアムの導入前から、平均月に50~60件、会員数の1.5%前後の紹介入会がありました。一般的なジムでは、会員が2,000人いる店舗でも紹介入会が月5人、会員数の0.25%あれば優秀と言われている業界です。手前味噌ですが、サービス品質の良さが土台となり、もともと紹介入会には強い体質でした。
もちろん、広告も使っています。Web広告のメインはSNS広告で、広告予算は1店舗あたり月3〜5万円。5店舗合わせても20万円に届かない程度の予算感です。おそらく大手ジムの1店舗分程度の広告費で5店舗分を出稿しています。フィットネス業界ではかなり低い水準だと思います。

—なぜ、広告ではなく「紹介」に力を入れようと考えたのですか。

(鈴木氏)紹介はコスト面でリスクが少なく、また当社の利用料の価格帯と相性がいいのです。
紹介入会は「入会後」に特典を付けたり、会費を割引したりと、そこで初めて費用が発生します。成果報酬型の広告宣伝費と考えれば、これほど有効な広告費の使い方はないと考えていました。
それに、当社の月額2,980円(税抜)という価格は、試しやすくて友だちに紹介しやすい。7,000〜8,000円の価格帯のジムを紹介されても身構えますが、この金額なら「それくらいなら行ってみようかな」と思ってもらえます。

「紹介キャンペーンは、入会後にはじめて費用が発生します。成果報酬型の広告宣伝費と考えれば、非常にリスクが少ない集客手段です」(鈴木氏)

■1件15分の手作業と「対応漏れ」に疲弊。うまくいっていたからこそ、運用は重かった

—クチコプレミアムを導入する前、紹介キャンペーンはどのように運用されていたのでしょうか。

(鈴木氏)以前は少々複雑なステップがありました。会員様が来店した際に店頭で紹介キャンペーンのQRコードをご案内し、ホームページを経由してお友だちに紹介メールを送っていただく。そこからお申し込みが発生しているかどうかをスタッフが確認し、会費の割引を手作業で適用して、紹介した方とされた方の両方に完了メールを送る……という流れでした。話していても、ややこしいですよね。

(野々村氏)このときに、すでに紹介入会の件数が多かったために、対応遅れも起きていました。「紹介したのに反映されていない」という対応漏れのご指摘をいただくこともありました。

(鈴木氏)クチコプレミアムを導入した目的は、紹介入会を増やすことだけではありません。同じくらい、スタッフの作業を減らして、属人的な間違いをなくしたかったんです。

■決め手は、お客様の手間とスタッフの作業を同時に減らせること

—クチコプレミアムを選んだ決め手は?

(鈴木氏)ジム管理システム「hacomono(※)」から、いくつかツールをご紹介いただいた中のひとつで、最も当社の課題に合致していたのがクチコプレミアムでした。
決め手はふたつです。ひとつは、紹介の申請から特典付与までが自動化され、スタッフの工数を削減できること。もうひとつは、お客様側の手間も減ることです。クチコプレミアムを使えば、LINE公式アカウントからワンタップで紹介URLを発行し、そのまま友だちに送れるようになる。「これほどシンプルな操作なら紹介数も増やせる!」と確信できました。
初期費用はわずか8万円で、紹介キャンペーンを告知するLPは自社で制作しました。紹介の費用は入会後にしか発生しないので、こちらとしてはリスクが少なく、取り入れやすいことも安心でした。

LINE公式アカウントのリッチメニューに「紹介キャンペーン」ボタンを常設。誰もが必ず目にする位置に置いたことが、紹介数倍増の起点になった

※hacomono(ハコモノ)とは、フィットネスクラブ運営に必要な機能を搭載した、会員管理・予約・決済システム。ライノジムでは、施設を利用する前に必ずhacomonoにアクセスする仕組みになっている。

■成果①:紹介入会は月50件から97件へ倍増。特典を半額にしても80件をキープ

—クチコプレミアム導入後の成果を教えてください。

(鈴木氏)導入前は平均63件(1.6%)だった紹介入会が、導入後の4月には94件(2.4%)、5月も95件(2.4%)と、紹介件数がおよそ1.5倍になりました。
面白いのは6月です。4月、5月は特典を強化してAmazonギフト券を双方に2,000円分お渡ししていたのですが、6月から通常の1,000円に戻しました。正直、70件を切ることも覚悟していたのですが、結果は83件(2.1%)。特典を半額にしたのに、紹介数は業界でも高水準の2%をキープしていたのです。

—特典を半額にしても紹介入会数が落ちなかったのは、なぜだと思いますか。

(鈴木氏)当社は会員の8割が16〜39歳で、紹介してくださるのも20〜30代がメインです。LINEで送るだけの気軽さが、この世代の紹介のハードルを大きく下げているのだと思います。特典よりも「直感的でシンプルな操作」が効いています。
もうひとつは特典の「実感」です。以前の特典は会費の割引でしたが、「割引」ですと引かれていくお金なので実感が湧きにくい。一方、ギフト券なら手元に1,000円分が届きます。この臨時収入があることで「コンビニで何を買おうかな」と楽しみになる。この違いは大きいと感じています。

■成果②:月10時間の属人作業が「ダッシュボードを見るだけ」に

—クチコプレミアム導入前は、具体的にどれくらいの作業が発生していたのでしょうか。

(野々村氏)お申し込みの確認、会費割引の適用、双方への完了メール、ヌケモレ防止のメールの目視チェック、そして月次の集計。この5つがすべて人の手作業でした。マネージャーが全店舗のメールを毎日確認して、送り忘れがあれば指摘する。
月次の集計も、メールの件数をひとつずつカウントしていました。確認ややり直しも含めると、1件の処理に5〜15分かかっていたので、月に10時間以上はこの作業に費やしていた計算です。

—その作業は、導入後どのように変わりましたか。

(鈴木氏)これらの煩雑な作業がすべてなくなりました。お客様がクチコプレミアムを通じて申請すれば自動で処理されるので、申し込みの確認は不要。特典も自動で送付されます。完了メールも自動で届きます。目視チェックと手作業でのメール集計は、そもそも確認する対象がなくなりました。
現場のトレーナーの業務だった属人的な作業は一切なく、間違いが生じやすい業務はすべてなくなったことになります。

(野々村氏)今は毎朝ダッシュボードを開いて、どの店舗で、どの年代の方が、どのプランで入会したのかを確認するだけです。効果が出ているのが数字ですぐわかるので、素直に嬉しいですね。

「クチコプレミアムのダッシュボードには、紹介入会の集計や分析に必要な情報がすべてそろっているので、確認の手間がゼロになりました」(野々村氏)

—現在、具体的にはどのような運用をしていますか。

(野々村氏)紹介キャンペーンを促進するための運用は、LINE公式アカウントのリッチメニューへの常設に加えて、月1回のLINE配信、店内には紹介キャンペーンのやり方を掲示しています。
直接のご案内は、新規の会員様に入会特典をお渡しするタイミングにひと声かけるだけです。それでも毎月80名の紹介人数なので、うまく仕組み化できてきました。

館内の掲示板にも紹介キャンペーンの申請手順を掲示。ひと目見ればわかるように画面のスクリーンショットで案内している

■「自社の紹介で成果が出ているなら、なおさらやった方がいい」

—ライノジムの今後の展開を教えてください。

(鈴木氏)今後は特典を増額した大型キャンペーンや、スタジオ会員・パーソナル会員を紹介いただいた場合に特典を上乗せするといった、ターゲット別の紹介キャンペーン企画も考えています。
また、次に予定している新店オープンの際も、オープン時から紹介キャンペーンをしっかり打ち出していくつもりです。新店舗でも同じ仕組みがそのまま使えるのは、フランチャイズ展開を見据えるうえで、集客面での強みのひとつになりますね。

—最後に、紹介キャンペーンを自社運用している企業へメッセージをお願いします。

(鈴木氏)本当は、あまり言いたくないんですけどね(笑)。

「自社のやり方で紹介が取れているから十分」という会社こそ、紹介キャンペーンを仕組みにする「クチコプレミアム」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。紹介が多いということは、その裏でスタッフの負担も多いということですから。その時間を接客や販促に回せるだけで、お店は変わります。
また、お客様側の心理も変わります。私が以前勤めていたフィットネスジムでカード形式の紹介キャンペーンを行っていた際、会員様から「紹介者側の特典が豪華すぎると、友人から『自分が欲しいだけなんじゃないの?』と思われそうで声をかけにくい」と言われたことがありました。
クチコプレミアムのように、キャンペーンによって特典が調整でき、自動でプレゼントが届く仕組みなら、遠慮や気まずさがなく、堂々と「お互いにもらえるから」とご案内をすることができます。特に低価格帯のジムや、少人数で運営しているジムには、間違いなく合う仕組みだと思います。

DATA

カテゴリ 事例
備考
ライノジム HP
https://gym.rhino-gym.jp/


犀印株式会社 HP(運営)
https://saijirushi.jp/