こんにちは。
リファラルマーケティングスペシャリストの田邊です。

今回の記事では、以前執筆した「【マーケ担当必見】お友達紹介キャンペーンを実際に設計してみた！」の続編として、お友達紹介をスケールアップした際に専用ツールを使用すると何がどう変わるのか？という点を考察していきたいと思います。

今回の記事のターゲットとしては以下のような方を想定しています。

• ・お友達紹介を既に運用しており、今後スケールアップさせたい方
• ・既存のお友達紹介フローに課題感がある方
• ・手軽にお友達紹介を始めたい方

皆さんのお友達紹介キャンペーンの成功に繋がる新たなヒントを掴んで頂けると幸いです。

お友達紹介専用ツールとは？

本記事でのお友達紹介（リファラルマーケティング）専用ツールの定義としては、以下のような機能を備えたツールのことを指します。

• ・お客様が簡単に紹介できる仕組みがある
• ・運営側のキャンペーン運用工数が削減できる仕組みがある

ツールとしてはまだまだ選択肢が少ないのが現状です。
今回は弊社が提供している「クチコプレミアム」を例として記事を進めていきたいと思います。

お友達紹介専用ツールを使うと何が変わる？

前回の記事でお友達紹介キャンペーンの設計方法を解説致しました。
その上で、お友達紹介専用ツールを用いると以下の点が最適化されます。

それではこれらを１つ１つ解説していきたいと思います。

お客様の紹介方法を簡略化できる

前回の設計時はスモールスタートということで「URL共有+名前」という仕組みを採用しました。大規模な投資なしで比較的簡単に実装可能な方法です。

フローとしては「紹介キャンペーンページのURLと紹介者の名前を、被紹介者に任意の媒体で送信→受け取った情報を元に被紹介者は申込み→申込みの際に紹介者の名前を入力し、店舗に伝達という仕組み」です。

しかしながらお客様にとっては上記のような複数の工数が発生してしまい、手軽とは言い切れない方法でもあります。

しかしながらクチコプレミアムを活用頂くと、「数ステップでの紹介」が可能になります。
具体的にはLINE等のツールと連携し、「紹介ボタン」をクリックするだけで、お友達を選択肢紹介URL付きメッセージを送信できるという機能です。

このフローを活用することにより、お客様はストレスなくいつでもどこでも「紹介メッセージ」を送信することが可能になります。

弊社独自調査でも、紹介しない理由の半数以上は「紹介するのが面倒→紹介手段の改善が必要」との結果がでています。

紹介数を増やすためには、顧客視点での「紹介しやすい仕組み作り」が大変重要です。

以上がメリット①の「お客様の紹介方法を簡略化」です。

スタッフのオペレーションが楽になる

続いての「紹介専用システム」を活用するメリットは、「運営スタッフの負担軽減」です。
リファラルマーケティング（お友達紹介）を展開していく上で避けられない問題の１つとして、キャンペーン管理の負担増が挙げられます。

以下では３つのセクションに分類し、どのようにスタッフの負担が軽減されるのかについて解説いたします。

顧客データ管理が楽になる

まずは顧客データの管理です。
お友達紹介を実装するにあたり、以下の３点は最低限記録しておきたい情報です。

• ・紹介者同士の紐付け
• ・どちらが紹介者でどちらが紹介された人なのかを把握
• ・特典付与の状況

前回の設計時はExcelを活用としましたが、やはり１件１件確認しデータに更新をかけるのは、紹介数が増えてくれば大変な作業になりますし、漏れも発生してしまいます。

そこでクチコプレミアムのような専用ツールを活用すると、自動で紹介者同士の紐付けや特典付与状況を把握することができます。

スタッフの方が手動集計していたデータを自動管理できるのが、紹介専用システムの大きなメリットの１つになります。

紹介特典管理が楽になる

例えば紹介特典で「グルメ」を贈呈する場合、商品調達、管理発送までの工程をすべて行う必要があります。
ギフトカード等も同様です。

これらはスタッフの方の大きな負担になります。

しかしながら、クチコプレミアムですと「グルメ特典」であれば管理から発送まですべて弊社が代行いたします。
また、QUOカードペイなどのギフト系のプレゼントも設定可能です。
こちらはメールで付与することができます。

お友達紹介専用システムは、キャンペーン運営に必要なすべての機能を網羅しています。

販促物の準備が軽減される

前回の設計時、以下のような販促方法が考えられるとお話しました。

特にお友達紹介キャンペーンのPDCAを回していくなかで、キャンペーン内容の改善・変更をかけることも多々あるかと思います。

その際に、配布用チラシやバナー等を毎回作成するのはかなりの負担になるかと思います。
クチコプレミアムではデフォルトでキャンペーンにあわせた、販促物（バナー、ポスター、ポストカード等）をダウンロード可能ですので、販促物作成コストも削減することができます。

余談ですが、店舗型ビジネスではポストカードをレジ横に設置、お客様１人１人に配布する方法は非常に効果的だそうです。

お友達紹介専用システムを活用した成功事例

これまで解説したお友達紹介専用システムを実際に活用し、リファラルマーケティングを展開されている企業様の事例をご紹介いたします。

お友達紹介事例①：LACURI様

LACURI様は今話題の「宅配クリーニング」事業者様です。
「お客様とご紹介いただいた方にQUOカードPayを500円分プレゼント」というキャンペーンを実施されています。

私目線で見るLACURI様のいい点は、「自社サイトにご家族・お友達紹介キャンペーンページを作成している」という点です。

紹介というのは既存顧客にアプローチすることになるマーケティング手法ですので、自社の顧客での「キャンペーン認知度」が紹介数を左右すると言っても過言ではありません。

したがって紹介キャンペーンを実施される場合は、「認知度向上」にまずは全力を尽くすべきでしょう。

■LACURI様
WEBサイト：https://www.lacuri.jp/
紹介キャンペーン専用ページ：https://www.lacuri.jp/friend/

お友達紹介事例②：トライプラス新船橋駅前校様

トライプラス様は文字通り学習塾事業者様です。
弊社独自調べては、学習塾の入塾経路の約30%は家族・友人からの紹介とのことですので、リファラルマーケティングは積極的に活用されています。

キャンペーン内容としては「紹介者と入会者の双方にグルメ特典を贈呈」というキャンペーンです。

季節ごとに特典グルメを入れ替えることにより、先生方も積極的にお声がけされているようです。
リファラルマーケティング成功のコツは「認知の拡大」です。

またトライプラス様はLINE公式アカウントのリッチメニューから紹介を起こせるように、キャンペーン設計されています。
自社のLINE友達を増やしつつ、そこから簡単に紹介が起こせるという仕組みです。

■トライプラス新船橋駅前校
WEBサイト：https://www.try-plus.com/schools/505

その他事例は【特集】リファラルマーケティングツールを活用した成功事例５選！や事例集でご紹介しておりますので、あわせてご確認ください。

お友達紹介専用システム「クチコプレミアム」について

本記事で度々ご紹介してきたクチコプレミアムは「LINEで簡単にお友達紹介」を起こすことができるツールです。
こちらの動画でも60秒で解説しておりますので、ご確認ください。

詳細についてご興味のある方は以下より資料ダウンロード（無料）頂けます。

最後に

いかがだったでしょうか？

以前のお友達紹介キャンペーン設計記事とお友達専用システムを活用した場合の比較記事にて、両者の違いが明確になったかと思います。

皆さんのビジネスをフェーズにあわせて、使い分けて頂ければと思います。

ご不明点やご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
次の記事もよろしくお願いいたします。