リファラルマーケティング
EC3.0で、集客が変わる。「お客様がお客様を連れてくるこれからの集客法」とは?
2023-12-28
コロナ禍で一気に増えたEC業界。
「競合が増えてコロナ前よりも売上が大きく下がってしまった」というお話をよく聞きます。
そんな中、「EC3.0」という新しいキーワードに注目が集まってきていることをご存じでしょうか?
この記事では、EC3.0の特徴について説明させていただきつつ、EC3.0時代に必要となる、
新たなマーケティング手段について説明します。
EC3.0とは?
EC3.0とは、人々の消費行動に店舗が介在しなくなることを指します。
たとえばEC1.0の時代には、売上の中心はあくまで実店舗で、ECはあくまでそのサポート的な
存在として、消費者が実店舗の在庫切れの時に仕方なく活用するなど、限定的な役割でした。
その後インターネットが普及していくにつれ、2010年代よりEC2.0の時代へシフトしていきます。
EC2.0の時代には、スマホの普及やネット回線の高速化を背景に、
徐々にECが実店舗と同様の地位を持つようになりました。
また、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトの普及により、
消費者にとってオンラインショッピングが当たり前になっていきました。
そしてBtoCだけでなく、フリマアプリやオークションといったCtoCサービスの増加や、
インフルエンサーマーケティングなどSNSを活用したプロモーションが当たり前になるなど、
消費者の欲望の喚起から購入・配送まで、すべてのファネルがインターネットで完結するようになっていきました。
EC3.0とは、まさにそうした現在の状況を指しており、実店舗が消費に介在しないことが当たり前
となったことで、これまでとは異なる施策が必要になってきています。
広告やSEO、メルマガなど従来の施策が効きづらくなってきた?
そんな感想をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
EC3.0では、実店舗が介在する必要がないぶん参入障壁が大きく下がるため、
市場が過当競争(レッドオーシャン)化しやすい状況が生まれます。
さらに、コロナ禍において人流が減ったことで集客が難しくなったあらゆる業種がECに参入し、
こうした状況が加速しました。
そんな増えたライバルに対抗しようと、広告やSEOを強化しようとしたものの、
その競合もまったく同じことを考えているので、過当競争がさらに加熱する結果となり、
広告単価の過度な上昇や、トラフィック減といった現象が起こっています。
SNSもなかなか効果がでにくい?
こうした状況のなか、SNSに活路を見出そうとされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、消費者にとっての選択肢が大きく増えた現在の状況下で、SNSを活用したファンマーケや、
インフルエンサーマーケティングは有効な打ち手です。
一方で、常に鮮度の高い情報を発信しつづけなければならなかったり、
SNSのURL付きの投稿の優先順位が下がりつつあるなどのアルゴリズムの変更が頻繁にあったりなど、
いくら有効といっても、すぐに効果が出るわけでもないのが難しいところです。
他にも優先度の高い仕事があるなど、そこまでリソースをかけられないという場合もあるでしょう。
EC3.0時代に有効なのは「リファラルマーケティング」
「減ってきた集客や売上をV字回復させたい」
「これまでと異なる母集団にアプローチしたい」
そんな目的に有効な手段が、お客様がお客様を連れてくる「リファラルマーケティング」です。
EC3.0によってリアルの実店舗が必要なくなりつつあるといっても、お客様そのものはあくまでリアルな人間です。
そして、お客様の周りにいらっしゃるのは、似通った属性をお持ちの、未来のお客様である可能性が高いのです。
そんなリアルな繋がりを、ウェブを使って可視化できたらとても強力な販促ができると思いませんか?
さらに、必要な工数をアウトソースすることで、
手間をかけずに実施できるマーケティングオートメーションできたら最高だと思いませんか?
「そんな都合のいい手段、あるわけない」
と思われたかもしれません。ぜひ以下の実際の事例をご覧ください。
ECのリファラルマーケティング事例:リナビス様
リナビス様は「宅配クリーニング」事業者様で、いわばクリーニングにおけるEC3.0の代表的な存在です。
テレビ東京の「カンブリア宮殿」にご出演されたこともあるので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。
リファラルマーケティングのキャンペーン内容は、
「リナビスをご利用いただいたお客様から、新規でご家族・ご友人をご紹介(その後ご注文)いただくと、ご両人にQUOカードPay500円分をプレゼントさせていただくキャンペーン」
というシンプルな内容です。
「ECサイト上で紹介キャンペーンを実施するときは、『紹介者』と『被紹介者』を紐付けるのがものすごく大変」
という課題感の元、リファラルマーケティングの仕組み化に成功され、運用がとてもラクになったとのことです。
「お友達紹介キャンペーン専用ページ」からお客様がアクションいただくと、あとはシステムが自動に紐づけを行い、担当者の方の工数をほとんどかけずにお友だち紹介キャンペーンが終了します。
さらにWEBサイトに紹介専用ページを作成する別のメリットとしては、新規で検討しているお客様が自身の友人や家族に対し「この商品・サービス使ってない?」といったコミュニケーションが生まれ、自然なブランディングが可能となるという点もあげられます。
■リナビス
WEBサイト:https://rinavis.com/
紹介キャンペーン専用ページ:https://rinavis.com/f/friend
リナビス様が導入したリファラルマーケティングツール「クチコプレミアム」とは?
クチコプレミアムは口コミ・紹介に特化した
人と人とのご縁を繋ぐマーケティングツールです。
どんなECサイトでも、簡単にリファラルマーケティングを実装することが可能です。
くわしくはこちら。
その他紹介キャンペーンの詳しい現在を知りたい場合は、以下より資料をダウンロードいただければと思います。紹介キャンペーン・口コミについて調べたホワイトペーパーになります。