口コミ
さらなる口コミ顧客を獲得するための3つのテクニック
2020-10-11
皆様こんにちは、インターン生の田邊です。
ミネソタ州では朝晩の気温が0度にどんどん近づいており、秋の終わりを感じさせます。
日本の気候はいかがでしょうか?私はもう3年ほど日本の秋を経験していないので、10月の日本の気候を思い出せません。
さて今回ですが、話を紹介キャンペーンに戻し、「紹介キャンペーンを成功させる為の3つのテクニック」をご紹介していきたいと思います。
私はまだ短い約4ヶ月間ではありますが、紹介キャンペーンの必勝策を見つける為に、世界の様々な紹介キャンペーンの事例を見てきました。
過去の記事をまだ読んでない方は合わせてどうぞ!
BtoB向け紹介キャンペーン
アメリカの紹介キャンペーン特集
海外の紹介キャンペーン特集
その中で、いくつか参考にできる点をピックアップして今回はお届けしようと思いますので、是非最後までお付き合いください。
【追記:2020/10/29】
口コミが持つ力・脅威についての最新に記事を執筆いたしました。
かなり読み応えのある記事になっていますので、こちらも合わせてどうぞ。
紹介キャンペーンを宣伝する際の写真選び
紹介キャンペーンを実施されている企業様は、自社のWebsite、店舗内、メルマガ、SNS等様々なチャンネルを活用して、紹介キャンペーンを宣伝されているかと思います。
宣伝をする時、何か気をつけていることはありますか?
今回は「宣伝時の写真選び」についてお話します。
紹介キャンペーンを告知する際の使用する写真は「言葉で説明しなくても紹介キャンペーンということが伝わる」ということが鉄則です。
以下のアマゾンの紹介キャンペーンの写真を見てもわかるように、女性2人がスマホを見て何か嬉しそうなことをしている写真を見ただけで、我々が感じとる最初の印象は「何かいいことがあるのか?」というような印象を受けると思います。
▲出典:Amazon
流石にこの写真だけで、紹介キャンペーンを想像するのは難しいかもしれませんが、横に「One more befefit of friendship(友情のもう1つのメリット)」とのメッセージを読むと「紹介」というイメージが浮かび、この女性2人の写真と紐ずくような形にになりますね。
非常に上手く考え抜かれた、良い例だと思います。
非常に細かい話にはなってしまいますが、紹介キャンペーンを宣伝する際に使用する写真にまで戦略的に考えてみてください。
これまで以上ににお客様の使いやすい、紹介が起こりやすいキャンペーンに一歩近づくのではないでしょうか?
メール等で紹介する際は「紹介者の名前」を大きく表示
紹介の方法として、紹介者が紹介される人のメールアドレスを入力して、自動で紹介リンク付きのメールを送信するという仕組みをよく見かけます。
その際の注意点として「紹介者の名前を大きく表示し、迷惑メールとしてスルーされる確率を下げる」という点が挙げられます。
現代では、1日に数十件〜数百件のプロモーションメール等を受け取る方々がほとんどかと思います。
何かしらのサービスに自身のEmailを登録すると、高い確率でお知らせメール等が定期的に届くようになり、それのほとんどを開きもしないで無視する方々も多いのではないのでしょうか?
そんな状況の中でメールを使用して、紹介キャンペーンを実装するとなるとそれなりの工夫が必要になります。
例えば知人がアマゾンの紹介をし、あなたに届いたメールの件名が以下の2つだった場合、どちらのメールを開きたくなりますか?
「アマゾンジャパン;紹介キャンペーン」
「〜〜さんより、アマゾンへのご紹介です」
私は断然2つ目の「〜〜さんより、アマゾンへのご紹介です」という件名でメールが届いていた方が、すぐに目にとまり内容を確認すると思います。
知っている人又は自分の名前が大きくわかりやすく表示されていれば、目に留まる。このメリットを大いに活用する必要があります。
せっかく紹介が発生しているのに、見過ごされてしまうのは大変勿体ないですよね。
まずは件名に、名前を入れてみる!ここから初めてみるのはいかがでしょうか?
ユーザーが具体的に何をすれば良いのかを明確にする
紹介された人がそのサービスや商品の購入を決断した時、企業側はユーザーに対して、次にどういう動きをして欲しいのかを明確にする必要があります。
先ほどの続きでいくと紹介された人はメールを読み、本文にあるURLをクリックします。
すると以下のページに飛びます。この場合、30日間のフリートライアルを初めて欲しいことがひと目でわかると思います。
▲出典:Amazon
このように、常にユーザーにどう動いて欲しいかを明確に示し、彼らを正確に誘導する必要があります。
当たり前のことですが、意外とできていない場合が多いので、意識して取り組むことが重要な点です。
アマゾンの場合だと30日間のフリートライアル開始ボタンをクリックするとユーザー登録に進み、サービス利用を開始できます。
いま一度、自社のユーザーフローを「自分が初めて紹介の流れを体感する」つもりで見直してみてください。
何か気づくことがあるのではないでしょうか?
せっかく掴んだユーザーをここで離脱させてしますのは、大変勿体ないですよね。
最後に
いかがだったでしょう?
今回は紹介キャンペーン戦略を一層強化するための、少し細かいテクニックをご紹介しました。
3つのテクニック(紹介キャンペーンを宣伝する際の写真選び、メール等で紹介する際は「紹介者の名前」を大きく表示、ユーザーが具体的に何をすれば良いのかを明確にする)を巧みに用いて、口コミでの新規顧客獲得をさらに活性化させていきましょう。